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PFU、ScanSnapとWebアプリとの連携を実現する開発ツールキット「ScanSnap Web SDK」

 株式会社PFUは29日、WebアプリケーションにScanSnapとの連携機能を組み込める開発ツールキット「ScanSnap Web SDK」を無償提供すると発表した。ダウンロードにはユーザー登録が必要となり、同社のダウンロード申請フォームから申し込むと、登録完了後、ダウンロードページが案内されるとのこと。

 ScanSnap Web SDKは、パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnapシリーズ」との連携機能を、Webアプリケーションに組み込める開発ツールキット(SDK)。ScanSnapのソフトウェア「ScanSnap Home」に実装されたAPIを利用して、PCのブラウザベースで稼働するWebアプリケーションに連携機能を実装する。

 このSDKを利用してWebアプリケーション上にスキャンボタンを配置し、WebアプリケーションからScanSnapを制御することにより、PCのローカル上にイメージデータを残すことなく連携を行えるとした。

 サポートするWebブラウザは、Google Chrome、Microsoft Edge、Firefoxで、ScanSnapシリーズはiX1600/iX1500/iX1400/iX1300/iX100の各機種と、ScanSnap Home 2.8以降に対応する。OSは、現状ではWindowsに対応し、macOSでの動作は2023年3月ごろを予定するという。

 なおツールキットには、SDKライブラリ本体に加え、ScanSnap Web SDKの使い方を解説したインターフェイスガイドと、実装時のサンプルソースが同梱される。