請求管理クラウド「MakeLeaps」、電子帳簿保存法の保存要件対応を強化

　リコーグループのメイクリープス株式会社は13日、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」において、改正電子帳簿保存法の保存要件に対応した機能拡張を行ったと発表した。

　MakeLeapsは、見積書・発注書・請求書をはじめとする各種帳票・伝票の作成や、請求書発行後の入金管理、各種書類の電子送付、郵送代行などを行えるクラウドサービスである。

　このMakeLeapsでは、改正電子帳簿保存法に求められる「自己が発行した書類の写し」および「電子取引に関わる電磁的記録」における「送信（発行）」側の保存要件をすでに満たしていたが、MakeLeapsを介して送付する「メール送付」「郵送代行」の場合に限られていたという。

　今回の機能拡張ではその対象が拡大され、「MakeLeapsで作成した請求書をPDFで保存し、電子メールに添付して送付する」「MakeLeapsで作成した請求書をPDFで保存・印刷し、手渡しする」といった、上記以外の送付の場合でも発行書類控えを保存できるようになったため、電子帳簿保存法の適用対象になったとのこと。