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日本ティーマックスソフトとSBJ DNX、金融機関向け「脱メインフレーム+クラウドバンキングシステム」ソリューションの提供に向け協業

 日本ティーマックスソフト株式会社(以下、日本TmaxSoft)は26日、株式会社SBJ DNXと、金融機関向け「脱メインフレーム+クラウドバンキングシステム」のハイブリッドソリューション提供に向けた協業を4月12日に開始したと発表した。

 このハイブリッドソリューションは、日本TmaxSoftのメインフレームモダナイゼーションソリューション「OpenFrame」と、SBJ DNXのクラウドバンキングシステム「AiTHER」を連携したもので、これにより地方銀行・信用金庫・信用組合の脱メインフレーム、クラウド移行、デジタル化といった金融DX実現を強力にサポートするとしている。

 SBJ DNXの「AiTHER」は、日本国内で10年以上の稼働実績がある、コア機能とサブ機能が一体となったオールインワンのクラウドバンキングシステム。日本では、SBJ銀行のほか、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下のデジタル銀行「UI銀行」でも採用されている。

 TmaxSoftのモダナイゼーションソリューション「OpenFrame」は、オープン用のミドルウェアを提供し、メインフレームの資産のクラウドでの運用を可能にするソリューション。日本でも大手保険会社・運送会社などの脱メインフレームに採用されており、クラウド上で運用されている。

 AiTHERとOpenFrameは共に、TmaxSoftが提供する金融フレームワークの上で運用されており、ミドルウェアレベルで連携している。このハイブリッドソリューションにより、地銀・信組・信金の脱メインフレーム、クラウド移行、DX化を、各金融機関の要望に合わせ、リホスト・リライトで独自の業務を維持しながら、金融パッケージ標準化による低コストでの実現をサポートするとしている。

OpenFrameとSBJDNX AiTHERによる銀行ITシステムのイメージ