ニュース

日本ティーマックスソフト、メインフレームのクラウド移行最適化モデル「OpenFrame onクラウド」を提供

SBクラウドと提携し、Alibaba Cloudのインフラを活用

 日本ティ―マックスソフト株式会社(以下、TmaxSoft)は17日、SBクラウド株式会社と業務提携し、メインフレームのクラウド移行最適化モデル「OpenFrame onクラウド」を、Alibaba Cloud上で提供開始すると発表した。

 「OpenFrame onクラウド」は、TmaxSoftが提供しているメインフレームのリホストソリューション「OpenFrame(オープンフレーム)」を用いて、メインフレーム環境のLift&Shiftを図るクラウド移行ソリューション。メインフレーム資産のクラウド移行にあたって必要となるマイグレーションインフラ(クラウドインフラ、ミドルウェア群)を、サブスクリプション課金によるPaaS型で提供するため、プロジェクト遂行に必要なインフラおよびミドルウェア環境の初期負担を削減できるという。

 またサービス提供開始にあたり、希望する企業には、OpenFrameを用いたマイグレーション作業の熟練技術者を必要人数分提供し、利用企業の社内リソースを最大限に生かすリホストプロジェクトの環境を提供するサービスも開始する。

 これによって、インフラ+ミドルウェア製品+SI費用と、大規模な予算獲得が必要であったメインフレームのマイグレーションプロジェクトを、よりコンパクトに、利用企業のサイズにあわせた形態で提供可能になるとした。

 なお、今回のサービス提供にあたっては、Alibaba Cloudをはじめとするクラウドソリューションを提供するSBクラウドとの業務提携により、「OpenFrame on クラウド」による移行先としてAlibaba Cloudを活用するとともに、営業活動においても協力するとしている。