ニュース

ERPソリューション「GRANDIT Ver.3.2」を提供開始、法改正対応やクラウド対応のために機能を強化

 GRANDIT株式会社は25日、ERPソリューション「GRANDIT」の新版「同 Ver.3.2」を提供開始したと発表した。

 GRANDITは、コンソーシアム方式によりさまざまなIT企業が集まり、知恵とノウハウを集大成したERPソリューション。大企業/中堅企業向けの「GRANDIT Ver.3シリーズ」に加え、中小企業向けのクラウドERP「GRANDIT miraimil」も提供されている。

 今回の新版では、法改正への対応として、2023年10月に開始されるインボイス制度、また2023年度末に電子保存義務化の経過措置が終了する電子帳簿保存法への対応に向けたソリューションとの連携を拡大した。

 また、デジタル化、ペーパーレス化を加速するため、すべての帳票の電子化を実現。オプションサービスとして、請求書電子配信クラウドサービス「ecoDeliver express」とのAPI連携による、請求業務の電子化にも対応している。

 さらに、クラウド導入へ迅速に対応するため、IaaS環境で基幹業務システムを運用する際に求められる機能を強化。Azure Active Directoryを利用したシングルサインオン(SSO)機能も備え、さまざまなクラウドサービスとの柔軟な連携を行えるように支援するとした。

クラウド基盤を活用した運用イメージ