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東芝インフラシステムズ、倉庫現場の業務を最適化する倉庫運用管理クラウドサービスの機能を強化

出荷オーダー最適化によって時間あたりのピッキング処理能力を向上

 東芝インフラシステムズ株式会社は8日、倉庫管理と倉庫制御の両機能を提供する倉庫運用管理システム(WES:Warehouse Execution System)を強化し、同日より営業活動を開始すると発表した。

 「WES」は、荷物の入出庫や在庫管理など、人が行う作業を管理する倉庫管理システム(WMS:Warehouse Management System)と、各種ロボットやコンベヤー、ソーターなどの機械を制御する倉庫制御システム(WCS:Warehouse Control System)を連携させるクラウドサービス。物流現場の“人”と“機械”の稼働状況データを収集して見える化・蓄積・分析し、作業の完了時間を予測して適切なリソース配分を指南するといった機能を備えており、倉庫全体の運用を最適化できるという。

 今回の機能強化では、WMSから受信した出荷指示の処理順を並び替えることにより、搬送された棚1台からピッキングできる件数を向上させる出荷オーダー最適化機能を搭載した。

 また、当日に受信する明細数の予測をもとに、当日の作業終了時間と、次の1カ月間の作業量を予測する需要予測・進捗未来予測機能を強化。当日途中経過と過去実績データから、当日総件数と業務終了時刻を予測して終了時刻予測の精度を向上させた。これにより、予測に基づいた迅速な要員追加対応等が可能になるため、出荷時間を遅延しないように業務進捗管理を行えるとのことだ。

 なお東芝インフラシステムズでは、物流顧客に対して自動化・省力化ソリューションの販売を進めてきたが、今後は「WES」の強化に向け、さらなる見える化、分析・予測、最適化の適用範囲拡大や高付加価値サービスの提供を図る考え。そのために、株式会社東芝研究開発センター、生産技術センター、東芝デジタルソリューションズ株式会社との協働を継続し、物流ソリューション事業の強化を進めるとしている。