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BIPROGY、Microsoft 365環境の安全な利用をサポートするセキュリティ管理サービスを提供

 BIPROGY株式会社は29日、情報システム部門に向けて、Microsoft 365の利活用を促進するサービス「Microsoft 365向けエンタープライズサービス」のメニューに、マネージドセキュリティサービス(MSS)「セキュリティー監視サービス」2種類追加し、同日より提供開始すると発表した。

 「セキュリティー監視サービス」は、セキュリティ専門家の監視により、認証や監査のログ、エンドポイント上で発生するイベントからリスクレベルの高いアラートを分析し、運用担当者への通知を行うとともに、初動対応を支援するMSS。初動対応では、危険度が高いと判定されたクライアントの隔離や、利用企業の指示による隔離解除などを行う。

 また、検知したセキュリティリスクやアラートに関する情報を分析・整理し、マンスリーレポートとして提供するほか、重要アラート通知やマンスリーレポートに関する問い合わせへの回答対応も実施するとした。さらにオプション契約により、検出したマルウェアの分析や、ファイルの感染確認、監視対象のログの抽出や集計も可能としている。

 今回は同サービスにおいて、2種類のメニューを提供する。

 1つ目は「ゼロトラストネットワーク監視サービス」。Azure Active Directory(AD)やMicrosoft Intuneなどのクラウドサービス側で記録される認証ログや監査ログを監視し、マルウェア感染などのセキュリティリスクを検知した場合に通知を行ってくれる。

 また2つ目の「エンドポイント監視サービス」では、Microsoft Defender for Endpointにより、クライアントにおけるマルウェア感染などが疑われる事象を検知した場合に通知を行うとのこと。