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BIPROGY、アプリケーション開発の内製化を支援する伴走型サービス「AlesInfiny Modernization/Agile」を提供

 BIPROGY株式会社は24日、マネージドDevOps環境と合わせて、ユーザーのアプリケーション開発運用の内製化を支援する伴走型サービス「AlesInfiny Modernization/Agile」の提供を開始した。

 AlesInfinyは、BIPROGYの受託開発事業とSaaS型サービス事業で培ったアプリケーション開発運用の技術・経験・人材を結集した統合サービス。開発・本番環境の構築・運用・監視をトータルでアウトソースでき、マネージドなDevOps環境を利用することで、アプリケーション開発への注力を可能にする。クラウド環境を前提にした開発手法や自動化ツールを活用して、卓越したスピードで開発・リリース・本番運用を行うことを可能にする。

 データ分析やUXに対するフィードバックからアジャイルに短い期間での開発リリース・仮説検証を実現し、UXの改善を繰り返すことで、ビジネスを成長へ導く。クラウド環境、OSSライブラリー、開発ソースコードに対してセキュリティ対策したDevOps環境を利用することで、安全安心にサービスの開発と提供を可能とする。さらに、既存IT資産のデータ・機能を、マイクロサービス・API化しておくことで、開発運用のコスト削減、開発期間の短縮を実現し、スピーディーなサービス導入を実現する。

AlesInfinyの全体構成

 サービスでは、情報システム部門向けに既存システムの最新化と周辺開発を伴走する「Modernization」と、DX推進部門向けにデジタル技術を活用したビジネス展開を伴走する「Agile」の2つのラインアップを用意。BIPROGYのモダンITアーキテクトが、業務の分析や改善検討から教育・トレーニングなどを行い、内製化の実現を支援する。

 Modernizationでは、既存IT資産の活用と適材適所の刷新を行う戦略・方針の策定や、刷新に向けたクラウドリフト・シフトを推進するプロジェクトの立ち上げを伴走支援すると共に、ローコード開発支援、マイクロサービス・API化支援を組み合わせて提供する。

 Agileでは、ニーズの変化に対応し、デジタル技術を活用したビジネス展開をするために、柔軟性・俊敏性のあるプロセスで、プロダクトの価値向上を支援する。状況に合わせて、UXデザイン、モバイルアプリ開発、アジャイル開発を支援する各種プロフェッショナルサービスを提供すると共に、モダンITスペシャリストが伴走支援する。

 BIPROGYは今後、AlesInfinyとクラウド利用支援サービス「CLOUDForesight」、データ・AIによる課題解決を支援するサービス「Rinza」、利用型リモート運用保守サービス「CLOUDTREK」と連携し、ソリューションラインアップと構成するサービスメニューの拡充を進めていくとしている。