BIPROGY、アジャイルチームを企業に提供し協働によってビジネスの成長を支援する新サービス

　BIPROGY株式会社は17日、スクラムマスターや開発者などからなるアジャイルチームを企業に提供し、新たな形態での開発を行えるように支援する「アジャイルチーム 開発サービス」を、9月20日から提供開始すると発表した。導入企業の組織の中で目的やゴールを共有することにより、高いパフォーマンスを発揮し、共に短期間での開発とリリースを繰り返しながら、企業のビジネス成長を支援する。

　「アジャイルチーム 開発サービス」は、システム開発の内製を伴走支援する形態とは異なり、企業にアジャイルチームを提供することで、DXの実現を目指す企業が、利用者の要望や市場変化に対応した、柔軟性の高いシステム開発を迅速に行えるように支援するサービス。ウオーターフォール型のように、時間とコストがかかる従来のシステム開発とは異なる、新たな形態での開発をサポートするという。

　サービスでは、スクラムをベースにしたテンプレートやメソッドにより、チームのスムーズな立ち上げに対応。コミュニケーションを密にしたチームでプロジェクトの熟練度を高め、初期開発フェーズ後もチームは継続して運用と改善を実施する。これにより、メンバーが入れ替わってもDNAは引き継がれ、高いパフォーマンスを発揮するチームを実現できるとした。

　また、ビジネスが成長すると、市場や社会に対する影響が大きくなり、より高い品質と信頼性が求められるが、このサービスでは、BIPROGYが持つ長年のシステム開発の技術・経験を集約した、アプリケーション開発運用統合サービス「AlesInfiny（アレスインフィニ）」の利用を前提としており、ビジネスの成長を見据えた開発運用環境を利用できるとのこと。

　1チームの提供価格は月額1200万円（税別）から。