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BIPROGY、データ分析とデータサイエンティスト育成の支援サービスを提供

 BIPROGY株式会社は4日、全社横断のデータ活用プロジェクトを推進するDX・情報システム部門を対象に、データ分析とデータサイエンティスト育成の支援を行うサービス「RinzaInsight」「RinzaAcademy」を提供開始した。

 RinzaInsightは、データ活用プロジェクトを推進するDX部門、情報システム部門を対象に、データ分析を支援するサービス。BIPROGYのデータサイエンティストが、顧客のデータを分析して、課題の発見や因果関係を明らかにし、売り上げ拡大や業務変革の実現を支援する。データ分析のテーマ設定から分析実行、分析結果の業務適用までを支援する。

 RinzaAcademyは、データ活用プロジェクトを遂行できるスキルを持つ実践的なデータサイエンティストの育成を支援するサービス。目標とするスキルセットや育成計画のカリキュラムを設計し、集合研修やeラーニングによるスキル習得と定着のサポートを行う。

 フェーズごとにメニューを体系化し、顧客による自律的で継続的な業務適用を実現。BIPROGYのデータサイエンティストが伴走し、PoCで終わらないデータ活用を着実に実現する。RinzaInsightとRinzaAcademyの2つを組み合わせることで、持続可能なデータドリブン組織の実現を加速する。

 BIPROGYでは、多くの企業が蓄積されたデータの活用に取り組んでいるが、PoCから先に進まず、「PoC疲れ」といった課題に直面していると説明。BIPROGYは、さまざまな業界で200件を超えるデータ活用プロジェクトの実績を生かし、データ分析とデータサイエンティスト育成を同時に実施することで、この課題を解決するとしている。