ニュース

NTT-AT、WinActorによるシステム間連携支援ツール「WinActor Data Driver」を拡充 主要DB向けの新ラインアップを提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)とCData Software Japan合同会社(以下、CData)は16日、担当者に高度な知識がなくても、NTT-ATのRPAツール「WinActor」と他製品とのAPI連携を可能とする「WinActor Data Driver」において、データベース製品との連携を実現する新ラインアップを、NTT-ATから提供開始したと発表した。

 WinActor Data Driverは、担当者にあまり知識がなくても、システム間のデータ連携・変換・活用などを行えるようにするツールで、高度なWinActorシナリオを提供する「WinActorシナリオセンタ」のラインアップのひとつとして提供されており、現在は、ServiceNowやSAPソリューション、Salesforce、Boxなどとの連携に対応している。

 今回はさらに、「WinActorでデータベースを簡単・安全に利用できないか」「データベースを利用したいが、SQL文を作るのが難しい」といった利用企業からの要望を受け、WinActorを利用して主要データベースとの連携を簡単に実現する新たなラインアップを提供するという。

 対象は、Oracle、PostgreSQL、MySQL、MariaDB、MongoDBの各データベースで、それぞれに対応したWinActor Data Driverが提供される。これらを利用すると、高度な知識不要で対象データベースとの連携を容易に実現可能。SQL生成ツールにより、UI上で簡単にSQLを作成できる。また取得したデータは、WinActorで利用しやすいCSV形式に自動変換されるほか、連携対象サービス側のデータベース仕様変更に自動対応するとした。