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NTT-AT、WinActorによるシステム間連携支援ツール「WinActor Data Driver」のSalesforce向け、Box向けを提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は31日、担当者に高度な知識がなくても、RPAツール「WinActor」によるAPI連携を可能とする「WinActor Data Driver」において、新たにSalesforceおよびBoxとのシステム・データ連携を容易に実現する「WinActor Data Driver for Salesforce」、「WinActor Data Driver for Box」を提供開始すると発表した。

 WinActor Data Driverは、高度なWinActorシナリオを提供する「WinActorシナリオセンタ」のラインアップのひとつで、担当者に高度な知識がなくてもシステム間のデータ連携・変換・活用を可能とするツール。現在は、ServiceNowとの連携を可能にする「WinActor Data Driver for ServiceNow」や、SAPソリューションとの連携を可能にする「WinActor Data Driver for SAP NetWeaver Gateway」「WinActor Data Driver for SAP ERP」などが提供されている。

 今回はこのラインアップに、利用者からの要望の多かったSalesforce、Boxとの連携を可能にするツールを追加した。WinActor Data Driverを利用すると、APIの仕様変更発生時にも都度の対応が不要になり、WinActorシナリオの安定的な運用が可能になるとのこと。また、WinActorシナリオへの組み込みも簡単に行えるため、WinActorをすでに利用している場合は、既存のWinActorシナリオでも活用できるとした。

 なおWinActor Data Driver for Salesforceでは、従来のラインアップと同様、取得したデータはWinActorで利用しやすいCSV形式に自動変換される。またWinActor Data Driver for Boxでは、アップロード・ダウンロードなどのファイル操作や共有リンクの発行を簡単に行えるとのことだ。