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AI-OCR「DX Suite」とiPaaS「ActRecipe」がAPI連携、テキスト化済みデータの自動取得などが可能に

 アスタリスト株式会社は12日、AI inside株式会社のAI-OCRソリューション「DX Suite」と、自社のエンタープライズiPaaS「ActRecipe」とのAPI連携に対応したと発表した。帳票データ連携とテキスト化済みデータの自動取得を行うためのパッケージ(レシピ)を提供開始している。

 DX Suiteは、AI inside独自の文字認識AIを搭載したAI-OCRサービス。従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字を高精度に読み取れることから、人手で行っていたデータ化作業の自動化を支援できるとしている。

 一方のActRecipeは、さまざまなSaaSやFinTechサービスのデータ統合、データ連携によってマニュアル作業を排除し、内部統制を強化できるプラットフォームサービス。機能のワークフローをパッケージ化したレシピを選ぶだけの簡単操作で、サービス間のデータ連携を即座にノーコードにて実現できるという。

 今回は、両サービスがAPI連携に対応したことに伴い、新たに、クラウドストレージ上の請求書PDFをDX Suiteに連携するレシピと、DX Suiteでテキスト化(ベリファイ)が完了したデータをクラウドストレージに保存するレシピの2種類を、ActRecipeのFreeプラン(β)にて提供開始した。なお、クラウドストレージはBox、Googleドライブの2種類に対応している。