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LayerX、契約書および関連帳票の処理に特化したAI基盤「Ai Workforce 契約書ソリューション」を提供

 株式会社LayerXは13日、AIプラットフォーム「Ai Workforce」のラインアップとして、契約書および関連帳票の処理に特化した「Ai Workforce 契約書ソリューション」(以下、契約書ソリューション)を提供すると発表した。

 Ai Workforceは、「企業と共に成長する」をコンセプトとしたAIプラットフォーム。AIワークフローを活用し、企業ごとに異なる業務プロセスをAIに教えることで、営業・法務・人事・研究開発など、さまざまな業務におけるドキュメントの管理・作成・レビューを実現できる。また、1つのプラットフォーム上で異なる部署の幅広い業務をカバーできるため、AI活用の「サイロ化」を防げる点も特徴という。

 今回提供する「契約書ソリューション」では、新たに法務領域を対象としてAi Workforceの機能が拡張された。

 汎用的なAIツールでは、自社や各業務固有の業務ルールを取り込む難易度が高く、複雑かつ個別カスタマイズ性の高いストラクチャードファイナンス等の実務利用には課題があったという。これに対して、Ai Workforceでは、ノーコードでの基準取り込み機能に加え、コンサルタントによる導入支援もあわせて提供されるため、各社独自の判断基準をAIへ最適にインプットすることで、実務レベルのクオリティを実現できる。

 また、条項単位の分割や意味的なまとまりでの解析により、大規模ドキュメントでも安定した精度を実現できる点も特徴。ストラクチャードファイナンス等の複雑な契約書など、時には300ページを超える長文契約書の解析にも対応する。

 さらに、契約書の管理やレビューだけでなく、抽出データに基づいた「コベナンツ管理表」や「稟議書」の自動作成、不動産鑑定評価書からの項目抽出など、契約書に関連する実務まで含めた処理が可能。既存のWordやExcelのひな形をそのまま活用でき、現場のオペレーションを変えずに導入できるとしている。

 なお、LayerXによれば、複数の大手金融機関ですでに導入されており、複雑かつ専門的なソリューションファイナンスの効率化と高度なリスク管理を支援しているとのことだ。