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NTTデータ・スマートソーシング、システムの活用・定着を促進する「WalkMe」の導入支援・サポートサービスを提供

 株式会社NTTデータ・スマートソーシングは26日、WalkMe株式会社が提供する「WalkMe」の導入支援・サポートサービスを開始したと発表した。

 WalkMeは、SaaS、Webサイト、モバイルアプリなどの画面上に、操作方法を案内する画面を重ね合わせたり、Webフォームに代理入力したりすることで、システムの利活用・定着を促進し、ソフトウェア(SaaS)活用の本来の目的達成や効果創出を実現するソリューション。

 NTTデータ・スマートソーシングはこれまで、株式会社コンカーと連携して、業務の標準化と効率化による「間接費改革」の実現に向け、「SAP Concur」の導入やBPOをはじめとした協業を行ってきたが、導入規模によっては本番稼働前のトレーニング、マニュアル作成の準備、社内展開に時間を要するといったユーザーの定着化に課題があったという。

 そこで、ガイダンス機能や入力補助機能など、迷いなくシステムを使いこなすことをサポートするWalkMeを活用することで、従来には存在しなかった新しいユーザー体験、システムの定着、活用を図れ、導入部門の負担の軽減が期待できると説明。また、システムの定着が促進されるだけでなく、入力データの精度も向上し、導入したシステムの価値の最大化が見込め、結果として業務部門への問い合わせの減少にもつながり、企業のDX推進を定着化の側面より支援するとしている。

WalkMe導入支援・サポートサービス

 サービスでは、「WalkMeインプリメンテーション(WalkMe導入設定支援)」として、WalkMe利用定着を目的とした、資格保有コンサルトによる導入設定を支援。また、「WalkMeサポート(WalkMe稼働後の支援)」として、設定変更支援および業務・運用改善提案、WalkMeの分析機能を用いた利用効果の検証とフィードバックを提供する。

 サービスは、WalkMe導入企業および導入検討企業に対して、NTTデータ・スマートソーシングが提供する。提供形態は企業ごとに個別見積もり。NTTデータ・スマートソーシングでは、営業活動およびマーケティング活動を展開し、今後、知見のあるSAP Concurをはじめとした各システムなどを対象に、2025年度までに100社(初年度10社)の受注を目指すとしている。