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ティエスエスリンクの情報漏えい対策ウェア「パイレーツバスター AWP」、閉域網での運用を可能にする新機能を提供

 株式会社ティエスエスリンク(TSS Link)は23日、Webコンテンツのダウンロード/印刷/コピーを制限する情報漏えい対策ウェア「パイレーツバスター AWP」の新版「同 Ver.12.1」、および新オプション「CRX配布オプション」を販売開始したと発表した。

 パイレーツバスター AWPは、Webシステムで共有する顧客情報や技術情報など、機密性の高い情報の不正利用を防ぐセキュリティ対策ソフトウェア。Webブラウザに表示されるPDFやMicrosoft Officeファイル(Word/Excel/PowerPoint)に対して、ダウンロード(保存)/印刷/コピーを禁止でき、情報の不正利用や漏えいを防止する。また導入にあたっては、Webシステムにフィルタ型サーバーを組み合わせる構成のため、特別なカスタマイズは不要で、あらゆるWebシステムに導入できるという。

パイレーツバスター AWPの利用イメージ

 最新版の「AWP Ver.12.1」では、新オプションのCRX配布オプションを利用できるようになった。同オプションでは、通常インターネットを介してWebブラウザのストアから配布される拡張機能を、社内の閉域網でも配布可能になる。Active Directoryを利用することで、クライアントPCにブラウザの拡張機能をインストールできるようになるので、インターネットに接続できないような環境でも、運用中のネットワークを変更することなく、パイレーツバスター AWPを利用可能になるとのことだ。

 価格(税別)は、AWP基本パッケージ 100(100ユーザー)が100万円から、CRX配布オプション 100(同)が25万円から。別途、保守費(製品価格の15%)が必要となる。