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ティエスエスリンクの情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP Ver.13.0」、3D CAD図面対応オプションを追加

 株式会社ティエスエスリンクは3日、Webコンテンツのダウンロード/印刷/コピーを制限する情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP(以下、AWP)Ver.13.0」および、XVLファイル(3D CAD図面)の社外流出を防止する新製品「XVL Player保護オプション」を3月に発売すると発表した。

 AWPは、Webシステムで共有する機密情報の不正利用を防ぐセキュリティ対策ソフト。ブラウザーに表示されるPDFやOfficeファイル(Word/Excel/PowerPoint)のダウンロード(保存)/印刷/コピー/画面キャプチャーを禁止する。Webシステムにフィルター型サーバーを組み合わせる構成のため、既存のWebシステムをカスタマイズする必要がなく、あらゆるWebシステムに導入できる。

パイレーツバスター AWP

 ティエスエスリンクでは、AWPは導入するWebシステムを選ばないことから、業界を問わず多くの企業に利用されているが、製造業の企業からは「3D CADで作成した技術情報データの社外流出も防止したい」という要望が寄せられていたという。

 こうした要望に対応する製品として、AMPの最新版「AWP Ver.13.0」および「XVL Player保護オプション」を発売する。

 XVL Player保護オプションでは、Webシステム上で共有するXVLファイル(3D CAD図面)のダウンロード(保存)/印刷/コピー/画面キャプチャーを禁止する。加えて、XVLファイルを暗号化することで、強固なセキュリティを実現する。

 また、Webシステム上でXVLファイルを利用する場合、Microsoft Edge/Google Chromeではダウンロードして利用する運用しかできないが、オプションではブラウザーに直接XVLファイルを表示できるため、利便性が向上する。

 動作環境は、対応サーバーOSがWindows Server/Linux、対応クライアントOSがWindows 11/10、対応ブラウザーがEdge 100以降/Chrome 100以降/Edge IEモード。XVL Player 対応バージョンはVer.24.0(64ビット版)。

 希望小売価格(税別)は、AWP基本パッケージ 100(100ユーザー)が100万円から、XVL Player保護オプション 100(100ユーザー)が40万円から。