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TSS Linkの情報漏えい対策ソフト「AWP」、Chrome/Edgeの拡張機能を「Manifest V3」対応に

 株式会社ティエスエスリンク(以下、TSS Link)は4日、Webコンテンツの情報漏えい対策ソフトウェア「パイレーツバスター AWP」(以下、AWP)の新版「同 Ver.12.0」を販売開始したと発表した。

 AWPは、Webシステムで共有する顧客情報や技術情報のセキュリティを確保する情報漏えい対策ソフトウェア。Webブラウザに表示されるPDFやMicrosoft Officeファイルに対して、ダウンロード(保存)や印刷、コピーなど、情報漏えいにつながる操作の禁止を行える。

 今回の新版では、AWPで利用するGoogle Chrome/Microsoft Edge拡張機能を、拡張機能の新しい仕様であるManifest V3に対応させた。各社はこのManifestを基に、ChromeやEdgeの拡張機能を開発しストアで公開しているが、Manifest V2の拡張機能は2023年1月に利用できなくなるため、Manifest V3への対応が必須となっていたとのこと。

 こうした背景の中で、TSS Linkではいち早く、AWPのクライアントで利用する拡張機能をManifest V3に対応させたもので、AWPをこれから導入する企業には、新しいManifest V3対応の拡張機能で利用を開始できるとともに、現在AWPを利用している企業は、Manifest V2拡張機能からManifest V3拡張機能への移行を、余裕をもって対応できるとしている。