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ティエスエスリンク、Google Chromeでのダウンロード/印刷禁止に対応した「パイレーツバスター AWP Ver.10」

 株式会社ティエスエスリンクは24日、ウェブコンテンツ向け情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP Ver.10」と、Google Chromeに対応する「Chrome対応オプション」を発売した。

 パイレーツバスター AWPは、ウェブシステムで共有するビジネス文書ファイルのセキュリティを強化するセキュリティ製品。ウェブに公開されているPDFやOfficeファイル(Word/Excel/PowerPoint)に対し、ダウンロード(保存)/印刷/コピーを禁止し、閲覧表示のみにすることで情報漏えいを防止する。フィルター型サーバーを組み合わせて保護する仕組みのため、業務システムや情報共有サイトなど、さまざまウェブシステムを変更せずに適応できる。

 新バージョンとなる「パイレーツバスター AWP Ver.10」では、多くのユーザーから要望のあったGoogle Chrome対応について製品化を進め、「Chrome対応オプション」として発売した。オプションにより、ウェブ上の共有コンテンツをGoogle Chromeで閲覧させながら、ダウンロード/印刷/データコピー/画面キャプチャー/プリントスクリーンを禁止して不正利用を防止できる。

 ダウンロード禁止などコンテンツの利用制限は、運用中のウェブシステムのサイト構成に合わせてAWPサーバーで簡単に設定でき、利用権限はグループ/ユーザー単位での設定や、クライアント端末に割り当てたるなど柔軟な設定が可能となっている。

 保護されたコンテンツの閲覧時は、ブラウザーのメニュー/キー操作が自動的に制御され、利用者は今までどおり閲覧するだけでダウンロードやコピーが禁止される。

 価格(税別)は、パイレーツバスター AWP基本パッケージが100ライセンスで100万円から。Chrome対応オプションが100ライセンスで50万円から。