CTC、環境に応じた最適なネットワーク環境を提供する「MSP for Open Hybrid Network」を提供

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）は19日、ハイブリッドクラウド支援サービス「OneCUVIC」において、複数のクラウドで構成されるシステム環境に対し、最適な接続環境と運用を提供する新サービス「MSP for Open Hybrid Network」を提供開始すると発表した。

　MSP for Open Hybrid Networkは、クラウドやSaaSアプリケーション、データセンターなどのオープン／ハイブリッドクラウド環境に最適なネットワークを、利用企業のニーズや状況に応じて柔軟に組み合わせ、マネージドサービスを含めて提供するもの。接続方法としては、企業の拠点と複数のクラウドに閉域網やSD-WANを利用して接続し、広帯域・低遅延な接続環境を実現するMegaport社の「マルチクラウド接続サービス」をはじめ、インターネット環境を活用して柔軟なWAN接続を実現する「SD-WAN」、通信事業者が提供する閉域網や専用線など、多様な方法を用意している。

　また、CTCのサイバーセキュリティ運用サービス「CTCマネージド・セキュリティ・サービス（CTC-MSS）」とも連携し、SaaSやインターネットへのアクセスのセキュリティ強化も実現するとした。

　CTCでは、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドの導入を検討している企業を中心に展開する考えで、1年間に100件の受注を目指すとしている。