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DATAFLUCTと東芝デジタルソリューションズ、施設管理のデータ活用を促進する分析プラットフォームを提供

構造化・非構造化データ向けの両データプラットフォームを融合

 株式会社DATAFLUCTと東芝デジタルソリューションズ株式会社は28日、施設管理のデータ活用を促進するデータ分析プラットフォームを、同日より提供開始すると発表した。

 この分析プラットフォームは、東芝デジタルソリューションズが持つ、構造化データのリアルタイム分析が可能なクラウドデータプラットフォーム「GridDB Cloud」と、DATAFLUCTのノーコードクラウドデータプラットフォーム「AirLake」を連携させたもの。従来は別々に用意していた構造化データ用、非構造化データ用、それぞれのデータプラットフォームを融合させることで、より複雑なデータ分析が可能になるという。

 具体的には、電力使用量の可視化やコントロール・削減を通じたエネルギーマネジメントや、設備に付けたセンサーデータと、設備から出力されるログデータやカメラによる画像データを合わせて収集・分析することによる、故障予兆検知の精度向上などが可能になるとした。

 なお両社は、IoTでは、1)データ収集、2)データ蓄積・加工、3)分析といったステップを踏むが、このプラットフォームは2)を担うもので、1)はサードパーティーとの連携を推進するとともに、3)では両社が持つAI技術を活用すると説明している。