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東芝デジタルソリューションズ、ものづくり企業をつなぐサプライチェーンプラットフォーム「Meister SRM ポータル」を提供

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は19日、戦略調達ソリューション「Meister SRM」の新サービスとなる、サプライチェーンプラットフォーム「Meister SRM ポータル」の提供を開始した。

 Meister SRMは、主に製造業の調達・購買部門向けに国内外で約300サイト以上の導入実績を持ち、東芝グループ各社でも採用されている調達ソリューション。サプライヤーとの接点プロセスをカバーするコミュニケーション基盤として、調達部材のコスト構造の把握によるコスト低減や、BCP(事業継続計画)管理による調達リスク低減などを支援する。

 新たに提供するMeister SRM ポータルは、ものづくりに関わる企業同士をつなぎ、サプライチェーンを構成する企業の事業活動をサポートするクラウドサービス。サービスに加入する企業同士が、自社の情報を発信・共有して自律的につながることで、サプライチェーンのネットワークが可視化され、サプライチェーンリスクの把握や取引企業のネットワーク拡大を促進する。

 また、パートナーと連携し、GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化サービスや、ものづくりのためのビジネスマッチングサービスなどを提供する。今後は、気象庁や災害リソースサイトと連携した災害通知や、自動影響調査サービスなどの拡張を予定する。

 さらに、Meister SRM ポータルのサービス利用を通じて蓄積されたデータを活用し、各種業務効率化へ役立つ分析サービスや、ファイナンスサービスとの連携など、企業向けの新たなサービスを提供していくことを目指すとしている。

Meister SRM ポータルの概念図