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東芝デジタルソリューションズ、戦略調達ソリューション「Meister SRM」のBCP管理機能を強化する「災害情報連携オプション」を販売開始

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は19日、戦略調達ソリューション「Meister SRM」のBCP管理機能の新たなオプション機能として、「災害情報連携オプション」の販売を開始した。

 Meister SRMは、主に製造業の調達・購買部門向けに国内30社以上の導入実績を持ち、東芝グループ各社でも採用されている戦略調達ソリューション。調達部材のコスト構造の把握によるコスト低減や、BCM/BCP管理による調達リスク低減などを備える。

 BCP管理機能は、平時に拠点別の1次、 2次、3次サプライヤーなどの自社サプライチェーン情報を整備し、サプライヤーの地理的な集中による調達リスクを管理・低減することで有事に備える。さらに、災害発生時にはサプライチェーンへの影響度を迅速に調査・把握し、代替材の確保などの対策およびその進捗状況を可視化できる。

 今回、販売を開始する災害情報連携オプションは、BCP管理機能をさらに強化する機能となり、日本国内および海外の災害情報データベースから災害情報を自動取得してMeister SRMに登録し、災害による影響調査依頼を対象サプライヤーへ発行する。発生した災害がサプライチェーンに与える影響を早期に把握し、迅速にサプライチェーンの寸断リスクに備えることが可能になる。