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名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」、印刷データを出力できる新プランを提供

自社の印刷方法を変更せずに、名刺作成・管理をオンライン上で完結

 Sansan株式会社は4日、名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」において、印刷データの出力が可能な新プランを提供すると発表した。この新プランを利用すると、ユーザー企業は自社指定の印刷方法を変更することなく、Sansan名刺メーカーのサービス利用可能になるとのこと。

 Sansan名刺メーカーは、オンラインで名刺の作成や発注申請を行える名刺作成サービス。営業DXサービス「Sansan」をはじめ、Google WorkspaceやMicrosoft Teams、Microsoft Outlookなど、企業が利用する社内インフラサービス上から利用でき、名刺の作成から発注までをワンストップで提供しているため、名刺発注を行う管理部門の業務効率化を実現しているという。

 しかし企業によっては、名刺の印刷を指定業者に依頼していたり、グループ内企業に一括して委託していたりするため、運用の変更は容易ではなく、非効率なまま継続せざるを得ないといった課題を抱えている企業も多く存在するとのこと。

 そこで今回は、紙の名刺の印刷は現状の方法のまま、作成から発注、管理に関する過程の効率化をサポートするために、Sansan名刺メーカーに新プランを追加した。この新プランでは、Sansan名刺メーカーが提供する名刺作成の一連のプロセスの中で、名刺の印刷データを出力できるので、自社が指定する印刷方法にて紙の名刺を用意可能になる。

 これによりユーザー企業では、これまでと同様の印刷方法を選びながら、名刺データの作成や管理にかかる業務をオンライン上で完結可能になるので、管理部門の負荷が軽減されるとした。一方で名刺を支給された従業員も、紙の名刺の発注や名刺情報の更新をしたい時に、使い慣れた社内インフラサービス上から申請を行えるようになるとしている。