ニュース

IIJがMicrosoft Intune導入・運用支援サービスを提供、独自の推奨ポリシーにより迅速な導入を実現

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は29日、マイクロソフトのモバイルデバイス管理(MDM)/モバイルアプリケーション管理(MAM)サービス「Microsoft Intune」の設定・運用を支援するサービス「IIJ EMM活用支援ソリューション for Microsoft」を、同日より提供開始すると発表した。

 IIJ EMM活用支援ソリューション for Microsoftは、Microsoft Intuneにおける煩雑な構成プロファイルの設定や、その実機検証から、運用・活用フェーズでの最新機能導入やポリシーの最適化までを、IIJのエンジニアがワンストップで支援するサービス。

 Microsoft Intuneには数多くの設定項目が存在し、適切に動作するよう設定するためには豊富な知見が必要になるというが、同サービスでは、マイクロソフトが定義するセキュリティベースラインをもとにIIJが独自に作成した推奨ポリシー/テンプレートを提供するため、専門的な知識や経験がなくても容易にIntuneのポリシー設定を行えるという。

 また、IIJのエンジニアが本番適用前の実機検証を代行し、ポリシーの動作確認、設定内容の検証を行うので、利用企業は管理者の負荷を軽減できるほか、利用状況に応じたポリシー最適化や利用方法の問い合わせ対応、作業レクチャーなど、導入後の運用もIIJが支援するとした。

 さらにIntuneの新機能リリース時には、IIJが動作検証のうえで利用企業に提案を行うことから、最新機能を有効に活用できるとしている。

 なお、設定・検証およびサポートはチケット制で、問い合わせ用チケットを毎月4枚提供する。消費チケット数は問い合わせ内容によって変わり、例えば、「Wi-Fiの設定を各端末に配布したい」「iOSのアプリ保護ポリシーを設定したい」といった内容であれば1枚、「Windowsポリシーの設定、アプリケーションの登録など新端末向けのキッティング設定を行いたい」という内容では1~3枚になるとのこと。

 価格は、IIJのCSPプログラムでMicrosoft Intuneを含むMicrosoft 365ライセンスを契約している企業の場合、月額20万円(税別)。Microsoft 365ライセンスの費用は別途必要になる。