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IIJ、テレワーク環境の導入に必要なサービスをパッケージ化した「IIJセキュアテレワークソリューション」を提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は26日、セキュリティを確保したテレワーク環境を構築するために必要なサービスを組み合わせてパッケージ化した「IIJセキュアテレワークソリューション」の提供を開始した。

 IIJセキュアテレワークソリューションは、リモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス」を中心として、「端末管理」「マルウェア対策」「端末・データ保護」といったテレワークに必須のセキュリティ機能を網羅し、オフィスと同等のセキュリティレベルを維持するのに必要なサービスをパッケージ化したサービス。

 IIJのサービスラインアップから必要なサービスを組み合わせてパッケージ化し、あらかじめ決めた設定で提供するため、最短2カ月で利用開始が可能。顧客の業務環境に合わせて、パソコン(FAT端末)か仮想デスクトップ(VDI)かを選択でき、IIJのナレッジをベースに最適なサービスを最適な設定で提供する。テレワークをするユーザー数に応じた月額課金のため、リソースも必要な分だけ拡張できる。

 パソコンを利用する「FATベーシックパッケージ」では、リモートアクセスサービスと、端末管理サービス「IIJセキュアエンドポイントサービス IT資産管理」を提供。「FATアドバンスパッケージ」ではさらに、マルウェア対策サービス「IIJセキュアエンドポイントサービス アンチウイルス:Cylance BlackBerry PROTECT」「IIJセキュアエンドポイントサービス アンチウイルス:Cylance BlackBerry Opticsオプション」と、端末/データ保護サービス「IIJクラウドサブスクリプションライセンス Microsoft Intune」を提供する。

 サービスを300ユーザーで利用した場合の参考価格(税別)は、FATベーシックパッケージが初期費用207万円、月額費用は1ユーザーあたり3267円。FATアドバンスパッケージが初期費用322万2000円、月額費用は1ユーザーあたり4620円。

 仮想デスクトップを利用する「VDIベーシックパッケージ」では、クラウド型の仮想デスクトップ「IIJ仮想デスクトップサービス/Citrix Cloud for Windows Virtual Desktop」と、リモートアクセスサービス、資産管理サービスを提供。「VDIアドバンスパッケージ」ではさらに、マルウェア対策サービスと端末/データ保護サービスを提供する。

 サービスを300ユーザーで利用した場合の参考価格(税別)は、VDIベーシックパッケージが初期費用547万円、月額費用は1ユーザーあたり1万1155円。VDIアドバンスパッケージが初期費用662万2000円、月額費用は1ユーザーあたり1万2509円。