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エクサウィザーズ、地域企業をAI検索できる地銀向け情報基盤「exaBase企業検索 for 地銀」を提供

 株式会社エクサウィザーズは7日、地域企業の事業承継などに関する情報をAIで検索できる「exaBase 企業検索 for 地銀」を発表した。システムは、10月1日から随時提供を開始する。

 exaBase 企業検索 for 地銀は、地域金融機関が独自に保有する企業データと、エクサウィザーズが収集した全国450万法人のデータ、技術の相関情報、最新のトレンドなどを掛け合わせて分析することで、地域金融機関が地域企業の事業承継の相手先を見ることや、事業機会を可視化できる情報プラットフォーム。

 地域金融機関向けのプラットフォームを導入することにより、地域金融機関は、融資業務における他行との差別化や新たな収益源を確立することが可能となり、地域の振興にも貢献できると説明。具体的には、1)事業承継・M&Aビジネスの高度化、2)産業知見に基づいた事業コンサルティング、3)工業製品の地域商社――などのビジネス実現に活用できるとしている。また、営業管理システムなど、各行で利用中のシステムとの接続もでき、システム経由でデータ連携することにより常に情報が更新され、最新の分析結果を取得できる。

 各行が実現したいビジネスのアウトラインやそのターゲットを踏まえ、エクサウィザーズのAIコンサルタントがビジネス要件の定義やPoCの設計などを支援しながら、エンジニアが各行の保有するデータの形式や内容を理解しAIモデルの開発、現場への導入を実施する。

 システムはSaaS型での提供のほか、導入行の現状や課題感に応じて、オンプレミス型での提供や、必要な部分を切り出した形での利用にも対応する。