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アライドテレシス、ネットワーク制御技術でランサムウェアからバックアップデータを守るソリューションを提供

 アライドテレシス株式会社は1日、ランサムウェア被害からバックアップデータを守るソリューション「Net.Pro Allied-Telesis Offline Manager」(以下、AT-Offline Manager)を販売開始したと発表した。

 AT-Offline Managerは、Arcserveの統合バックアップ/リカバリ製品「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」と、アライドテレシスのネットワーク制御技術を連携し、バックアップ環境をネットワーク制御で自動オフライン化することにより、安全なバックアップ環境を提供するソリューション。

 アライドテレシスによれば、ネットワークへランサムウェアの侵入を許してしまった場合、一般的なバックアップ構成では、保管先が常時オンライン状態のため、バックアップデータまでランサムウェアに感染してしまう重大なリスクが残るという。これに対してAT-Offline Managerは、バックアップ環境のオフライン/オンラインの接続状態を、ネットワーク制御で自動化する仕組みを搭載しており、ネットワーク制御はAPI連携およびスケジュール設定により行われるので、バックアップ取得中以外は攻撃の対象とならないオフライン状態が保たれ、データの安全な保管を実現するとした。

 なお、実行の開始・終了は手動での操作も可能。データ復旧時は管理画面上からの操作で迅速に対応でき、被害と業務停止期間を最小限にとどめられるとしている。

 また、磁気テープを利用したテープバックアップを利用する場合、保管場所の確保や管理方法、復旧までの所要時間といった課題があるほか、クラウドストレージへの遠隔保管でも、導入までに多くの時間とコストがかかる点が課題になっているとのこと。しかしAT-Offline Managerでは、企業規模やニーズに合わせて保管するデータ容量を選択でき、柔軟な導入が可能なほか、磁気テープでのバックアップのように保管場所も取らないことから、アライドテレシスでは、低コスト・省スペースで導入できるとアピールしている。

ネットワーク制御でバックアップ環境を自動オフライン化、手動での操作も可能
管理画面の例