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打刻レス勤怠管理サービス「ラクロー」、SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」と連携

セキュアな認証やシングルサインオンに対応

 株式会社ラクローは9日、打刻レス勤怠管理サービス「ラクロー」と株式会社メタップスのSaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」が、SAML認証によるAPI連携を開始したと発表した。

 ラクローは、PCログなどの客観的記録をベースに労働時間を把握する仕組みにより、日々の打刻を必要としない“打刻レス”の勤怠管理サービス。テレワーク・在宅勤務時など、打刻や時刻入力だと実態と乖離(かいり)しやすい環境であっても、PCログ等の客観的な記録で労働時間を把握・管理できるため、突合作業が不要になり、効率的で安心な勤怠管理を実現するという。

 一方のメタップスクラウドは、社内のSaaS利用状況やコストなどの把握を可能にする「SaaS管理」と、セキュリティリスクを抑える「ID管理(IDaaS)」の2つの機能を備えたSaaS一元管理ツールである。

 今回は両サービスが連携することにより、各SaaSにログインする際に必要なIDやパスワードを個別に管理する必要がなくなった。管理者が設定したアクセス制限のもと、パスワードレス認証やクライアント証明書による端末認証など、セキュアな認証が可能になるとしている。

 また、メタップスクラウドの認証基盤を利用した、ラクローへのシングルサインオン(SSO)によるログインも可能になった。メタップスクラウド経由でラクローに一度ログインすると、連携する他のクラウドサービスにも同時にログイン可能になるので、サービス間をまたいでシームレスに利用しやすくなるとのことだ。