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アスク、NECのPCIカード型ベクトルエンジン「SX-Aurora TSUBASA Vector Engine」を取り扱い開始

NEC SX-Aurora TSUBASA Vector Engine

 株式会社アスクは1日、株式会社エルザ ジャパンが取り扱う、日本電気株式会社(以下、NEC)が開発・生産するPCI Expressカード型のベクトルエンジン「NEC SX-Aurora TSUBASA Vector Engine」の取り扱いを発表した。

 NEC SX-Aurora TSUBASA Vector Engineは、プロセッサコアが8コア、最大2.45TFOPSの倍精度演算性能と、プロセッサあたり世界トップクラスとなる1.53TB/sのメモリ帯域により、アプリケーションを超高速に実行する。大量のデータ解析や人工知能(AI)の開発、流通業の需要予測やセキュリティ分野など、中小規模のR&Dにおけるエッジ領域で新たなビジネス創出をサポートする。

 C/C++/Fortranで開発でき、専用言語によるソースコードの書き換えなど特別な前処理は不要。コンパイラの自動ベクトル環境に対応し、業界標準のBLAS、FFTW、 LAPACK、ScaLAPACKを含む、最適化された科学技術計算ライブラリを提供する。また、Linux OSのオープン環境に対応し、Linux既存の豊富なライブラリ、ツール、アプリなどの資産を利用できる。