サイバートラストのシステムバックアップソフト「MIRACLE System Savior V4」、RHEL 9に対応

　サイバートラスト株式会社は21日、企業向けシステムバックアップソフトウェアの最新版「MIRACLE System Savior Version 4（V4）」が、Red Hat Enterprise Linux（RHEL） 9に対応したと発表した。

　MIRACLE System Saviorは、必要な機能に絞って幅広い環境を確実にバックアップ／リカバリできるように、システムイメージバックアップに特化して開発されたソフトウェア。サーバーを停止した状態で、Linuxベースの専用ライブCDで起動し、静的に確実なバックアップおよびリカバリを行う。メニューもシンプルなCUIタイプとなっており、リモート管理ソフトウェアからでも確実な操作が可能とした。

　今回はその最新版であるMIRACLE System Savior V4が、RHEL 9に対応した。RHEL 8までのバージョンにはすでに対応していたが、最新版であるRHEL 9のバックアップ／リカバリ検証が完了し、RHEL 9環境のシステムに対応できることが確認されたという。

　なおMIRACLE System Saviorでは、システムを丸ごとバックアップし、社内システムと切り離してオフサイトに保存するため、昨今、被害が拡大しているランサムウェア攻撃を受けてしまった場合でも、バックアップされたシステム環境への感染を避けられ、有効に対処できるとのこと。

　MIRACLE System Savior V4の価格は8万9000円（税別）から。