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サイバートラスト、システムバックアップソフト「MIRACLE System Savior 4」発売 RHEL 8.3環境の最新HPEサーバーにも対応

 サイバートラスト株式会社は14日、システムバックアップソフトウェア「MIRACLE System Savior(MSS)」の新版として、「同 V4」を提供開始すると発表した。価格は8万9000円(税別)から。

 「MSS」は、複雑化する企業ITシステムのバックアップを簡素化するため、必要な機能に絞って、幅広い環境を確実にバックアップ/リカバリできるように開発された、オフラインのシステムバックアップソフトウェア。サーバーが停止した状態でLinuxベースの専用ライブCDから起動し、静的にバックアップおよびリカバリを実行する。また、操作はシンプルなCUIメニューから行え、リモート管理ソフトウェアからも確実な操作が可能とした。

 今回の新版は、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 8.1をベースとしたLinux OSの「MIRACLE LINUX 8 Asianux Inside」と組み合わせて開発されており、RHEL 8やCentOS 8などのLinux OSや、Windows、仮想環境など、幅広い環境での動作に対応する。

 ハードウェアについても、第3世代Xeonスケーラブルプロセッサ(Xeon SP)を搭載したヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)製の最新サーバー「HPE ProLiant DL360 Gen10 Plus」をはじめ、RHEL 8.3が動作する最新のサーバーをMSS V4で確実にバックアップ/リカバリできるとのこと。なお提供開始にあたっては、HPE ProLiant DL360 Gen10 Plusのバックアップ/リカバリ検証を完了し、対応機種を拡大している。