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ISIDの統合人事システム「POSITIVE」最新版Ver.7.0、UI刷新によりユーザビリティを向上

 株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は5日、統合人事システム「POSITIVE」の最新版Ver.7.0を、8月に提供開始すると発表した。

 POSITIVEは、グループ人材管理を実現する統合HCM(Human Capital Management)ソリューション。基幹人事システムの主要機能である人事・給与・就業管理やワークフローに加え、タレントマネジメントやモバイル対応などの機能を備える大手企業向けパッケージで、人事シェアードサービスの基盤システムにも採用されている。

 最新版では、ユーザビリティ向上を目的にUIを刷新。利用頻度の高いログイン画面やトップメニュー、POSITIVEの全画面で共通利用するフレームを新たなデザインに刷新した。アイコンにはフラットデザインを採用することで、高い視認性を実現。承認が必要な申請件数を把握できる通知ベルアイコンや、各機能へスムーズな遷移が可能となるメニューエリアを新設することで通知情報や選択肢を可視化し、より直感的な操作性を実現した。

 また、POSITIVEの開発・導入・保守の生産性向上を目的に提供しているツール「POSITIVE OPTIMUS」シリーズについても、新たなラインアップを今秋に提供開始することを発表した。

 POSITIVE OPTIMUS-Implementationは、POSITIVEの導入時やシステム稼働後の運用変更時に行う、パラメータ設定を容易にする導入生産性向上ツール群。パラメータの一括出力や編集が可能なツールで、要件定義時のベース資料としても活用できる。

 また、複数のグループ企業に対する導入作業において、導入先グループ企業の制度・規定に合わせて、複製する設定内容をきめ細かく定義できる機能強化を実施。これにより、複製後の修正作業を大幅に削減する。

 POSITIVE OPTIMUS-Maintenanceは、POSITIVEの各種法改正対応などの更新プログラムを適切に自動適用する保守効率化ツール。必要な更新プログラムを自動的に判別し、1回の作業で複数の更新プログラムを同時適用することにより、運用保守における作業負荷を軽減する。