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SCSKのプライベートクラウド「USiZE シェアードモデル」、データ保護サービス「Acronis Cyber Protect Cloud」と連携

 SCSK株式会社は29日、プライベートクラウドサービス「USiZE(ユーサイズ)シェアードモデル」(以下、USiZE)において、アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)のデータ保護サービス「Acronis Cyber Protect Cloud」を採用し、提供開始すると発表した。

 USiZEは、自社データセンター基盤を利用したITリソースの提供はもちろん、クラウド導入のアセスメントから導入・移行、運用、ネットワークなどのサービスをトータルに提供可能な、マネージド型のプライベートクラウドサービス。特に、レガシーシステムのクラウド移行などに強みを持つという。

 今回は、同サービスがアクロニスのAcronis Cyber Protect Cloudと連携することにより、シンプルかつ低コストで災害対策の強化を実現した。同サービスでは、利用企業のサーバーにアクロニスエージェントを導入してインターネットと接続するだけで、バックアップデータの転送・保存を行える点が特徴。USiZEとの連携により、災害対策(DR)サイトも簡単に構築できるほか、USiZEへの移行を行う際は、Acronis Cyber Protect Cloudに保存されたデータをUSiZEにリストアする作業だけで移行が完了するため、シンプルかつ安価にクラウドへの移行を実現するとのこと。

 なお、バックアップデータを保管しているアクロニスクラウド内の管理機能を利用することで、データのバックアップやリストアの操作は、利用企業自身でも簡単に実施可能だ。

 料金はバックアップ容量に応じた従量課金制となり、初期コスト不要でバックアップ環境・DRサイトを構築できるため、安価に利用可能なデータのバックアップ先として活用することも可能としている。具体的な価格(税別)は、バックアップが月額30円/GB、移行が50万円から。

 SCSKでは、初年度5社、5年後に25社への提供を見込んでいる。