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SCSK、クラウドサービス「USiZEシェアードモデル」の柔軟性を強化

専有サーバー型のラインアップも拡充

 SCSK株式会社は10日、クラウドサービス「USiZE(ユーサイズ)シェアードモデル」のラインアップを拡充すると発表した。専有物理サーバー環境を提供する専有型メニューの強化や、共有型メニューのスペック拡大などを行っている。

 「USiZEシェアードモデル」は、本番システムで求められる基本運用がセットになったマネージド型のクラウドサービス。

 今回は、ユーザー専有の物理サーバー環境を提供し、リソースを自由に利用できる専有型において、新たに「Large」(2プロセッサ/28コア、256GBメモリ)と「Small」(1プロセッサ/4コア、128GBメモリ)を追加した。

 専有リソースの範囲で自由に仮想マシンを搭載できるため、Largeを利用することにより仮想マシン集約率向上によるコスト抑制が実現するという。一方のSmallでは、物理CPUコア数によって課金される一部の商用データベース利用時にコストを適正できるとしている。

 また、仮想マシンごとにリソースを割り当てる共有型では、CPUが最大16コア→28コア、メモリが最大32GB→120GBと、最大スペックを大幅に引き上げるとともに、リソースの組み合わせの柔軟性を高くした。コア数とメモリ容量を2コア/2GB単位で細かく選択できるため、一層のリソース最適化を実現するとしている。