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SCSKとビープラッツ、ERP「ProActive」とサブスクリプション統合基盤「Bplats」の連携ツールを提供

 SCSK株式会社とビープラッツ株式会社は28日、SCSKの国産ERP「ProActive」とビープラッツのサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」の連携ツールを開発したと発表した。システム間のデータ連携を容易に行うことで、サブスクリプション取引管理業務の効率化を支援するという。

 SCSKのProActiveは、財務会計、管理会計、債権管理、債務管理、経費、人事、給与、個人番号、勤怠管理、Web給与明細閲覧など、さまざまなフロントオフィス/バックオフィス業務システムから構成されるERP製品。最新の製品としては、クラウドERPの「ProActive C4」が提供されている。

 一方のBplatsは、サブスクリプションビジネスにおける広範なニーズを支援するための統合プラットフォーム。さまざまなサブスクリプション型のサービスに関し、一気通貫で、オンライン販売から管理まで行えるという。

 両社では今回、この両製品のCSVファイルによる連携をスムーズに行うためのツールを提供する。あらかじめ双方のシステムのデータ項目に対応した入出力情報を設定しているため、一方から出力したCSVファイルを、もう一方の製品でスムーズに取り込めるように変換可能だ。

 ツールのライセンスはサブスクリプション方式となり、価格は月額5万円から。なお、稼働確認済みのProActiveモジュールは、会計、債権の両モジュールで、両社では今後、ユーザーの声を反映しながら対象モジュールの拡張を検討するとしている。