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SCSKとビープラッツ、「Bplats」の販売で提携 両社で企業のサブスクリプション事業を支援へ

 SCSK株式会社は11日、ビープラッツ株式会社のサブスクリプション取引管理プラットフォーム「Bplats(ビープラッツ)」に関して、再販パートナー基本契約を締結したと発表した。締結は10月30日付けで、両社では、事業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や、新たなサブスクリプションビジネスに取り組む企業に向け、販売提携するという。

 サブスクリプションモデルを利用したサービスが浸透していく中で、同モデルを活用した事業は、現在主流となっている音楽・映像配信、ソフト利用、電気・ガス・水道といった無形物から、有形物への広がりが期待されているという。

 ビープラッツでは、こうした中、サブスクリプションビジネスに不可欠な各種機能に加え、仕入れ先・販売先管理などの商流全体のエコシステムをデジタルサプライチェーン化する機能を持つ「Bplats」により、サブスクリプションビジネスに取り組む企業を支援している。

 一方のSCSKでは、リース・レンタル業界において幅広い顧客を持ち、有形物のサブスクリプションに必要な入出庫・在庫管理などのシステム開発を行ってきたとのこと。

 今回、両社では、それぞれの強みを生かし、無形物に加え、有形物のサブスクリプションモデルを活用した事業を希望する多様な業態の企業などに対して、さまざまな支援を行うという。

 具体的には、新事業開発の企画・検討から、サブスクリプションによる事業化計画の立案、「Bplats」の導入、周辺システムとの連携などを、企業ニーズに合わせて幅広くサポートするとのことだ。

Bplatsの機能全体概要