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NTT東日本、さまざまな端末から固定電話番号での発着信を可能にする「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、オフィス向けIP電話サービス「ひかりクラウド電話」のラインアップに、さまざまな端末での外線発着信を可能とする「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」を追加し、6月30日より東日本エリア全域にて提供開始すると発表した。オフィスの音声通話環境をPCやスマートフォンに統合できるほか、専用電話機などの利用にも対応しており、幅広いツールからの通話を実現するという。

 「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」は、シスコシステムズのクラウド型PBX「Webex Calling」を利用し、オフィスの固定電話(0AB~J番号)の発着信を可能にするサービス。場所を選ばず、PCやスマートフォンアプリでの発着信が可能となるため、通常のオフィス勤務だけでなくテレワークなどでも固定電話番号を利用可能なほか、オフィスへの着信をどこでも受けられることから、高頻度の外出や、離席時による固定電話の使用頻度低下という課題解決に寄与するという。さらに、BCP対策としても活用できるとのこと。

 また、機器設置や配線工事等が不要なため、イベントなどの一時的な利用や、高頻度のオフィス・店舗等のレイアウト変更にも対応可能。加えて、BYODで会社の電話番号を利用できるので、プライベートの電話番号を相手に知らせたり、従業員が通話料を負担したりすることもないとした。

 なお、専用電話機などの利用にも対応可能で、これまでのビジネスホンやPBXでの通話スタイルを維持したい、といったニーズにも対応できる。

 月額基本料(税込)は、通常プランの場合、1番号目が1430円、2番合目以降が1430円/番号。インターネット接続サービスの料金と、Webex Calling機能を持つライセンスが別途必要となる。また初期費用(税込)は、1工事ごとに3300円と、利用している0AB~J番号と同位置番号をひかり電話で利用する場合に必要な同番移行工事費が2200円/番号。