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NTT東日本、Microsoft Teamsから固定電話の電話番号で発着信可能なサービスを提供

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、テレワークにおける取引先等との円滑なコミュニケーションを実現するサービス「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」を、4月26日より提供開始すると発表した。

 「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」は、Microsoft Teamsでオフィスの電話番号での発着信を可能にするサービス。これまで、オフィスに着信していた電話がMicrosoft Teamsで受けられるようになるため、従業員がオフィスへの着信に対応するために出社する必要がなくなるという。

 また、従業員ひとりひとりが電話番号を保有することで、電話の取り次ぎにかかる手間を削減可能。さらに、Microsoft Teamsから電話をかけた場合、相手先にオフィスで契約している番号が通知される仕組みにより、従業員の個人的な電話番号の漏えいも防げるとした。

 加えて、日々の業務に利用される電話やチャット、Web会議などの多様なコミュニケーション手段を、Microsoft Teamsを導入したPCやスマートフォンに統合するため、業務用携帯電話を別途用意する必要がなくなり、コスト軽減にもつながるとのこと。

 なお、オフィスで利用する場合でも、PCやスマートフォンにMicrosoft Teamsを導入するだけで利用可能なため、オフィスに電話機が不要になる点がメリット。電話の設定変更もMicrosoft Teamsのアプリケーション上で簡単に行えるとしている。

 提供エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県

 「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」の月額利用料金は、1番号あたり1430円(税込)。利用に際しては、別途、日本マイクロソフトがMicrosoft Teams向けに提供している「Phone System(電話システム)」または「Microsoft 365 Business Voice」と、それらを付与可能な「Office 365またはMicrosoft 365」ライセンス、インターネット接続サービスの利用料金、また初期費用(工事費用)などが必要となる。