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アイティーエム、「さくらのクラウド」の運用・監視を支援する「まるっとおまかせ for さくらのクラウド」を提供

 アイティーエム株式会社は9日、さくらインターネット株式会社が提供するクラウドサービス「さくらのクラウド」を利用する企業や組織向けに、構築、運用管理、監視、セキュリティ可視化を支援する新シリーズ「まるっとおまかせ for さくらのクラウド」の提供を開始したと発表した。

 「まるっとおまかせ for さくらのクラウド」は、「さくまる」「さくらモニタリング」「さくらパトロール」の3つのサービスを提供する。

 「さくまる」は、インフラの構築、管理、コスト最適化を支援するサービスで、「さくらクラフト」「さくらマネージャー」「さくらコストナビ」の3つの機能で構成される。

 さくらクラフトは、OpenTofu(Terraform互換)を活用し、テンプレートを選択して必要項目を設定することで、再現性の高い環境構築を支援する。作成した環境は保存、再利用、編集、廃棄が可能で、効率的なインフラ展開を実現する。

 さくらマネージャーは、複数ゾーンにまたがるリソースを横断的に可視化し、タグによるグルーピング管理、起動・停止のスケジュール化、スナップショット取得などを行える。運用管理の効率化と日常業務の負荷軽減を支援する。

 さくらコストナビは、未使用リソースの検出や、より適した料金プランの提案、請求情報の一覧表示などを通じて、クラウド利用コストの最適化を支援する。プロジェクト単位やゾーン、タグごとの把握にも対応する。

 「さくらモニタリング」は、さくらのクラウド利用環境の全体像を把握しやすくする統合モニタリングサービス。Grafanaベースのダッシュボードにより、サーバー内部の情報とクラウド固有リソースの情報を一元的に可視化する。監視対象が増えた環境でも、状況把握や障害原因の切り分けを効率化する。プレミアムプランでは、Kubernetesやコンテナ環境への対応、環境全体を俯瞰(ふかん)できるビュー機能も提供する。

 「さくらパトロール」は、システムのセキュリティ状況を可視化するサービス。SBOM機能として、サーバー上で稼働するソフトウェアやライブラリの構成情報を自動収集し、既知の脆弱性情報と照合して管理する機能を提供する。ソフトウェア構成の把握と脆弱性管理の効率化を支援する。また、ASM機能として、インターネットから見た公開ポート、サービス、証明書の状態などを自動的に可視化し、外部公開リスクを把握できる機能を提供する。

 各サービスの料金は、「さくまる」のお試しプランは無料、プロプランは月額1万円。「さくらモニタリング」のBasicプランは5ノード月額1万円、Standardは5ノード月額4万円、Premiumプランは5ノード月額10万円。「さくらパトロール」は、SBOM機能とASM機能がそれぞれ月額3000円。