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NTT東日本、閉域接続により安定性の高い音声通話を行える「ひかりクラウド電話 ダイレクトfor Webex Calling」

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」の新ラインアップとして、閉域接続機能により安定性の高い音声通話を実現する「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」を、1月19日より提供開始する。提供エリアは、東日本エリア全域(新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県)。

 ひかりクラウド電話 for Webex Callingは、Web会議アプリケーション「Webex」を利用し、オフィスの電話番号で発信・着信を行えるサービス。今回発表されたひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Callingでは、利用企業の拠点に設置する汎用ルーターからWebex Callingサーバーまでの音声通信が、インターネット区間を通らない閉域接続で提供されるため、インターネット網のトラフィック集中の影響を受けない、安定した通話品質での利用を可能にするという。

 また不具合の発生時にも、通話区間が本サービスの閉域網内に閉じているので、NTT東日本による一元的な切り分けサポート/汎用ルーターの遠隔サポートが可能になるとした。具体的には、汎用ルーターの不具合申告時には、遠隔からの状態確認・切り分けを行う、故障時の一元受付や派遣手配も実施。その他の音声通信異常時や品質劣化時には、利用企業の利用端末との疎通状態の確認/切り分けや、ルーターと事業者サーバー間(閉域区間)の疎通状態の確認/切り分け等も実施するとしている。

 ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Callingの基本料金(税込)は、番号あたり月額1430円、閉域接続が回線あたり月額4950円。また別途、インターネット接続サービスや、Webex Callingのライセンス、VPNルーターなどの費用、初期費用(各種工事費)が必要となる。