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ゾーホージャパンのITサービス管理ツール「ManageEngine ServiceDesk Plus」、リリース管理に対応した最新版を提供

 ゾーホージャパン株式会社は26日、ITサービスマネジメントツール「ManageEngine ServiceDesk Plus(以下、ServiceDesk Plus)」の最新版となるVersion 13.0を、6月22日に提供開始したと発表した。

 ServiceDesk Plusの最新版では、ITリリースの設計、テスト、展開を効率的に行うための、リリース管理機能を実装した。

 ゾーホージャパンでは、組織の成長とともにITインフラの定期的なアップグレードが必要になることがあるが、リリースの際にはチーム間の連携不足やスケジュールの衝突などの課題に、多くの担当者が悩まされていると説明。リスクを最小限に抑えてリリースを行うためには、変更管理などのITサービスマネジメントプロセスと連携した管理が効果的だとしている。

 ServiceDesk Plusのリリース管理機能では、リリーステンプレート、役割、ステータスを設定することで、リリース管理プロセスのカスタマイズが可能。リリースワークフローをドラッグ&ドロップで設定し、通知、条件チェック、承認、フィールドの更新など、さまざまなアクションができ、ワークフローと通知を設定して自動化することで、関係者への迅速な情報提供が行える。

 変更をリリースに関連付けることで、モジュール間のシームレスな管理が可能になる。各リリースの予定をカレンダービューで確認することで、スケジュールの衝突を回避でき、ワークフローを利用してリリース作業をコントロールできる。

 リリース管理機能は、最上位エディションのServiceDesk Plus Enterprise Editionで利用できる機能となる。Enterprise Editionの価格は年額73万5000円から。

リリース管理のカレンダービュー