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クラウド型経費精算システム「経費BankⅡ」、すべての国税関係書類の電子保存が可能に

 SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は15日、クラウド型経費精算システム「経費BankⅡ」をアップデートしたと発表した。これにより、以前から対応していた請求書・領収書に加え、見積書・注文書などの一般書類を含む、あらゆる国税関係書類の電子保存が可能になったという。

 経費BankⅡは、Webブラウザで利用できるクラウド型経費精算システム。スマートフォンやタブレット端末で申請や承認を行えるほか、取引先への支払依頼と支払予定表による支払管理、経費集計による経費分析、銀行振込データおよび会計仕訳データの作成機能などを備えており、経理業務の効率化を支援できるという。

 また1月からは、請求書と領収書の電子取引データ、および紙の証憑をスキャンしたデータを精算伝票とひも付けたうえで、改正電子帳簿保存法の法令要件に則して電子保存できる機能を標準機能として提供開始していた。

 今回のアップデートでは、請求書・領収書に加えて、見積書や注文書などの一般書類を含むあらゆる国税関係書類を経費BankⅡに取り込み、電子保存することが可能となった。これにより、個別でシステムを使い分けることなく、支払業務に関連するすべての国税関係書類を一元管理できるようになる。

 さらに、精算伝票や支払依頼伝票、振替伝票などにも添付可能なため、SBIビジネス・ソリューションズでは、より一層、経理実務に即した運用を実現し、生産性向上に寄与できるとアピールしている。