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SBIビジネス・ソリューションズのクラウド型経費精算「経費BankⅡ」、OBCの「勘定奉行クラウド[個別原価管理編]」とAPI連携

 SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は13日、クラウド型経費精算システム「経費BankⅡ」が、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)が提供する、個別原価管理向けのクラウド型財務会計システム「勘定奉行クラウド[個別原価管理編]」とAPI連携したと発表した。

 OBCの勘定奉行クラウド[個別原価管理編]は、プロジェクト型ビジネスに必要な個別原価管理機能を、クラウド会計システムの「勘定奉行クラウド」に追加した製品。一方、SBIビジネス・ソリューションズの経費BankⅡは、経費申請・承認はもちろん、経理処理から請求書の管理までをワンストップで行えるクラウド型の経費精算システムである。

 今回のAPI連携では、経費BankⅡで作成した仕訳データを、勘定奉行クラウド[個別原価管理編]に自動で取り込み、仕訳伝票を起票できるようになった。この連携により、仕訳データの出力や会計システムへの入力を手動で行ったり、金額をチェックしたりする作業時間が不要になったため、経理担当者の業務負担が軽減されるとともに、よりスムーズな会計処理が実現する。

 さらに、システム間で直接データを連携することで、正確な金額による仕訳伝票作成を行えるので、データの改ざんリスクが回避され、ガバナンスの強化にも貢献するとのこと。

 なお両社ではすでに、2020年1月から、経費BankⅡと勘定奉行クラウドとの間でAPI連携を実現しており、今回の連携はその第2弾となる。