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アステリア、「Platio」で作成したアプリを販売可能にする新サービス「Platio One」

マーケットプレースも提供予定

 アステリア株式会社は6日、システム開発企業やコンサルティング企業が、モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」で利用できる業務アプリを作成し、それぞれの顧客企業に提供できるサービス「Platio One」を発表した。

 Platioは、企業独自の業務アプリをノーコードで容易に作成・運用できるモバイルアプリ作成ツール。このPlatioを販売するPlatioサブスクリプションパートナー(以下、Platioパートナー)も全国で36社に拡大しているほか、Platioパートナーによるアプリの作成も活発になっており、汎用性の高いアプリが多数作り出されているという。

 そこでアステリアは今回、Platioパートナー等が作成したPlatioアプリを製品化し販売できる新サービスとして、Platio Oneを提供開始する。Platio Oneを契約した企業は、「Platioアプリプロバイダー」(以下、アプリプロバイダー)として、自社のノウハウや技術をもとに作成した独自アプリを、自社顧客に対して幅広く販売可能になる。

 一方でPlatioのユーザー企業は、Platio Oneの提供開始に伴い、アプリを自社作成することなく、現場に即したモバイルアプリを導入できるようになるとのこと。

 すでに5月6日から、ランシステムの「HACCP実施記録アプリ」、システムフォレストの「お茶農家向け栽培日誌アプリ」が5月6日より提供されているほか、エイデイケイ富士システムの「建設業向けアプリ”SiteEye mini”」も5月中に提供される予定。

HACCP実施記録アプリ
お茶農家向け栽培日誌アプリ
建設業向けアプリ”SiteEye mini”

 また5月中には、アプリプロバイダーとPlatioユーザーをつなぐ専用Webサイト(マーケットプレース)も開設予定で、今後は、Platio Oneを通じてアプリプロバイダーが作成・提供するPlatioアプリを、2022年度末までに100アプリ以上に拡充する計画としている。