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OSK、エプソンの「R4シリーズ」に対応した「SMILE V ライブラリ 内訳書 R4連携 for 会計」を提供

税務申告業務のデジタル化の範囲を拡大

 株式会社OSKは、基幹業務システム「SMILE V 会計」のライブラリとして、エプソン販売株式会社の業務パッケージソフト「R4シリーズ」に対応した「SMILE V ライブラリ 内訳書 R4連携 for 会計」を、4月27日より販売開始すると発表した。

 「SMILE V」は、OSKが提供する基幹業務システムで、販売・会計・人事給与を中心にさまざまな機能がラインアップされており、そのひとつとして、会計管理システムのSMILE V 会計が提供されている。

 今回発表された「SMILE V ライブラリ 内訳書 R4連携 for 会計」は、そのSMILE V 会計に入力された仕訳明細や実績情報を、勘定科目内訳明細書のデータとして集計・出力し、エプソン販売が提供する会計ソフトウェア「内訳・概況書顧問 R4」で取り込み可能にするもの。さらに、電子申告ソフトウェア「電子申告顧問 R4」を併用すれば、電子申告までを行えるようになるとのこと。

 OSKでは、こうしてSMILE V 会計のデータを利用することにより、入力の手間とミスを削減可能になるほか、税務署へ行かずにインターネットで手続きを環境できる点がメリットだと説明している。

 なお従来から、消費税申告書と別表十六については「R4シリーズ」と連携した電子申告を実現していたが、今回のリリースにより、勘定科目内訳明細書も追加で連携可能となり、税務申告業務のデジタル化の範囲が広がるとしている。

 「SMILE V テンプレート 内訳書 R4連携 for 会計」の価格は11万円(税込)から。別途、「SMILE V 基準情報」および会計モジュールの購入が必要となる。