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エプソン、大規模法人の電子申告を支援する「電子申告オールインワンパック」

4月上旬より販売開始

 エプソンは30日、税務・財務業務ソフトウェア「R4 シリーズ」において、「電子申告オールインワンパック」を4月上旬より販売開始すると発表した。大規模法人に対して電子申告が義務化されるが、これに伴う申告業務を同製品にてサポートするという。

 2020年4月1日より開始となる事業年度からは、資本金の額もしくは出資金の額が1億円を超える大規模法人に対する電子申告義務化が開始され、中間申告でも電子申告が義務化される。今回提供される「電子申告オールインワンパック」は、電子申告に必要な製品を1つにまとめたパッケージで、これにより大規模法人の電子申告業務を支援するとした。

 具体的には、法人税・地方税申告書対応の「法人税顧問 R4」、事業概況説明書と勘定科目内訳書の作成が可能な「内訳・概況書顧問 R4」、消費税の申告書、付票を作成できる「消費税顧問 R4」、電子申告ソフトウェア「電子申告顧問 R4」をパッケージ化している。

 さらに、株式会社OSKのERPシステム「SMILE V 会計」との連携に対応する予定で、会計処理から電子申告業務までをワンストップで行えるようになるとのことだ。

 なおラインアップには、1ユーザー向けの「スタンドアローンモデル」と、3ユーザーまで使える「3ユーザーモデル」を用意しており、企業の規模に合わせて選択できる。価格(税別)は、スタンドアローンモデルの場合で、本体が20万円、年間保守料金が10万円。3ユーザーモデルは、それぞれ55万円、14万8000円となる。