ニュース

東陽テクニカ、仮想基盤・VDIの可視化ツール「Uila」新版を発売、Nutanix AHVなどをサポート

 株式会社東陽テクニカは26日、仮想環境の問題切り分けや、ボトルネックの可視化を行うための解析ソリューションソフトウェア「Uila」について、最新版となるver.4.5の販売を開始した。

 Uilaは、仮想基盤/VDI(仮想デスクトップ基盤)の可視化、分析、最適化に特化した解析ソフトウェアツール。オンプレミス仮想化環境とパブリッククラウドにおけるVM(仮想マシン)の構成とVM同士の通信連携、システム上のボトルネックを可視化できる。通信レスポンスの問題に対して、アプリケーションと基盤のどちらに原因があるのかについての切り分けや、データセンター、クラウド環境への移行前後にシステム環境を変更した場合などの調査に利用できる。

「Uila」構成図

 最新版では、Nutanixの仮想化/VDI基盤AHVに対応。AHVが動作しているNutanix HCIについて、Prism Central pc.2021.8、Prism Element AOS 5.20X and AHV 20201105.2096の環境をサポートした。

 また、問題を未然に防ぐと同時に、問題解決を効率的に行うための完全なコントロールを提供する、インテリジェントアラートトリガーとマニュアルトリガーをサポート。利用可能なアクションには、VMの電源オフ/オン、サスペンド、VDIユーザーログオフ、VMware toolsのアップデート、ゲストOSの再起動、VDIデスクトップ上で動作しているプロセスをキルすることなどが含まれる。

 また、ユーザーログオン時間、デスクトッププロトコルのラウンドトリップタイムおよびパケットロスを含む環境に悪影響を及ぼすVDIの問題について、アラートを受け取れるようになった。