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東陽テクニカ、仮想化環境可視化ツール「Uila」でネットワーク機器の可視化も行うオプションを発売

 株式会社東陽テクニカは14日、仮想化環境の問題の切り分けや、ボトルネックの可視化を行うための解析ソフトウェアツール「Uila(ウイラ)」について、新しいアドオンオプション「Network Device Monitoring(以下、NDMオプション)」の販売を開始した。

 NDMオプションは、問題のあるネットワークデバイスやポートを特定するための機能を持つ製品。仮想化環境だけでなく、スイッチやルーター、ロードバランサーといった物理ネットワーク機器の情報までを可視化し、サーバーとネットワークに生じる問題の切り分けに加えて、ネットワーク機器やポートの問題の特定もできるようにする。

 サーバーに加えて物理ネットワーク機器の情報を可視化することにより、Uilaだけで仮想化/物理環境と物理ネットワーク環境を統合的に可視化でき、エンドツーエンドでの可視化、ボトルネックの特定、仮想基盤/VDIとネットワーク、外部環境(SaaS、クラウドなど)の問題切り分けに活用できる。

 マルチベンダーのネットワークデバイスをサポートし、仮想/VDI基盤の外部やホスト間にあるネットワーク機器とインターフェイスの、それぞれのステータス(利用状況、輻輳、エラー、廃棄など)をモニターできる。

 アプリケーション依存関係マップを自動的に構築し、品質が落ちているネットワークと、アプリケーションパフォーマンスへの影響を確認でき、仮想マシンから接続しているネットワーク機器やその詳細情報をドリルダウンして表示する。

 Network Device Monitoringオプションの参考価格(S-NDM-STARTER-KITT 100ポートライセンス)は112万円(税別)。