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アセンテック、PCカートリッジに第11世代Core i3を採用したリモートPCアレイ新モデル

 アセンテック株式会社は21日、リモートアクセスインフラ「リモートPCアレイ50/100」の新モデルを受注開始すると発表した。出荷開始は6月1日の予定。

 「リモートPCアレイ」は、1つの筐体に複数の物理PCカートリッジと、仮想デスクトップに必要なコンポーネントを搭載したリモートアクセスソリューション。1ユーザーが1つのPCカートリッジを占有するシンプルな方式を採用しているので、一般的なVDIとは異なり、ハイパーバイザーが不要なほか、高度なパフォーマンスサイジングも必要なく、一般的なVDIの設計構築期間と比べて最大7割、期間を短縮できるという。

 「リモートPCアレイ50」は、タワー型筐体に最大5基のPCカートリッジを装着可能。一方の「リモートPCアレイ100」は、ラック型筐体に最大20基のPCカートリッジを装着できる。

 今回発表された新モデルでは、PCカートリッジにインテルの第11世代Core i3(Core i3-1115G4、3.0GHz)を搭載しており、グラフィック性能が向上したため、さらに快適なリモートデスクトップ環境を実現するとのこと。

 なお、新モデルは現行製品(Core i5-7300U搭載)の上位モデルに位置付け、現行製品と併売される。

リモートPCアレイ100